タブレットPC (キーボードがないPC(Surface Pro/Go))を快適に操作する環境を作る(その2)です。
KOBOで漫画を見るとき、画面の左右のどこかを押せばページ送りされるのですが、その動作はワンテンポ遅く、 書籍はさらに、左右端の中央にある丸い小さな矢印ボタンでしかページがめくれないGUIのようです。
キーボードがあれば、左右の矢印キーでページ送りできるので、それほど問題はありませんが、 キーボードなしのタブレットPCという環境では、ストレスしかありません。
そこでTouchPanelGesturesによって、楽天KOBOで電子書籍や漫画を読むときのストレスを軽減させます。

具体的な操作の設定は、以下の4つです。
- 左右のスワイプでページ送り (指1本でも、指2本でも同じ動き) (カーソルキーの左右キーの機能)
- 指2本上スワイプで、全画面表示 (F11にバインドして、Autohotkeyの設定で全画面に)
- 指2本下スワイプで、全画面表示から戻る (Escキー)
- 指3本上スワイプで、拡大鏡 (Win + ; )
これだけでもKOBOでの読書体験はかなり向上します。
左右スワイプは、よくやる操作方法だし、 KOBOの画面において、全画面のボタンのところが小さくて押すのが難しく、2,3度押して全画面にしていたのが一発です。 また通常画面に戻るのも簡単になりますので、
拡大鏡は、Windows11の機能ですが、SurfaceProで楽天KOBOを動かすと、画面解像度が高い分、一覧表示での字が小さく見えにくく、本が選びにくいため、多用するようになりました。(老眼…)
上の図を見て、「ジェスチャーとキー設定」を行ってもらえればいいのですが、設定ファイルの中も以下に。
TouchPanelGestures設定(setting.ini ファイル)のKOBOに該当する部分です。(TouchPanelGesturesのフォルダ内にあるかと思います)
Gesture61=Kobo.exe Gesture62=--→/37 Gesture63=--←/39 Gesture64=--②→/37 Gesture65=--②←/39 Gesture66=--②↓/27 Gesture67=--②↑/122/Full Screen Gesture68=--③↑/2235/拡大鏡
122は「F11」に該当するもので、 「F11」はKindleでの全画面表示がファンクションの「F11」に割り当てられているので、 KOBOでも同様に「F11」としたものです。
以下はAutohotkeyでの該当部分です。Autohotkeyの設定ファイル(autohotkey.ahkなど)に追加してください。
$F11::
{
if WinActive("ahk_exe kobo.exe")
{
; Surface Pro 8
Click 2851, 60 ; 拡大GUIの場所をAutoHoeKey Windows Spyで見つけた座標
Sleep(300)
Click 1350. 1 ; これでフォーカスを ページ送りにする(拡大じゃなくて)
;; Surface Go3 なら以下の数値
; Click 1895, 65
; Sleep(300)
; Click 950, 1
}
else if WinActive("ahk_exe Kindle.exe")
{
Send("{F11}") ; ループしないように、定義を $F11 として1回だけに
}
}
Clickを2回やっているのは、1回だけだと全画面になったのちに左右矢印キーが「画面の拡大」と解釈されてしまうため、 本の上部をクリックし、矢印キーが拡大ではなくページ送り操作の指示になるようにするためです。
適宜修正してご利用ください。
なお、左右のスワイプでのページ送りの際に、画面の真ん中にTouchPanelGesturesが表示する 認識ジェスチャーとそのコメントが「毎回」出るので、ちょっと読書体験が下がります。
また、ページを連続でめくろうとすると、そのたびにスワイプが必要など、ページ送りに対してストレスがまだあるので、 これを解決するため、ページ送り専用の「LRButton」というアプリを作成し、ストアに出していますので、 また、ご利用いただけたら幸いです。
前回の「TouchPanelGesturesを使ってキーボードがなくてもPCを操作する環境を作る」 torazaemon2016.hatenablog.jp